正月、帰省した時、母に「お父さんの様子がおかしいから見てくれない?」と言われた。
両親はいわゆる家庭内別居で、必要なことしか話さない。
父の部屋に行くと、リアクションが遅かったり確かにヘン。
午後弟も来て、すぐに病院に行こうとなった。
脱水という診断だったけど、我々が帰った後やはりおかしいと再度行ったら脳の病気で、即手術。
幸いすぐ良くなったけど、正月から大騒ぎだった。
それでよくなったものとばかり思っていたら、今日用事で珍しく父から電話があり、そのついでの話の中、またおかしいから病院行けと母と弟がうるさいとのこと。
父はここ数年「もう欲しいものもしたいこともない」が口グセで、病院に行くのも面倒なよう。
私は正月に覚悟したはずだったのに、いつまでも父がいると思ってる自分に自分で驚いた。
そうなっても私は離れて暮らしているので、普段の生活は変わらない。
盆暮の帰省時にいないだけと言えばそうなんだけど、40を過ぎても親を心の頼りにしてる部分があって、いなくなると考えるとつらい。